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住友商事、国産AIを「10万社」に売り込む件——これって結局どういうこと?

今日のビッグニュース

住友商事が国産生成AI開発のSakana AIと業務提携し、傘下のSCSKとともに国内企業へのAI導入支援を始めると報じられています。住商グループの顧客網10万社を生かし、まずは金融・製造業など大企業向けに展開し、将来は中堅・中小企業にも広げる計画とのことです。特定の海外AIに依存しない国産AIとして、企業や政府からの期待が高まっているようです。

ニュースを深掘り:市場全体から見るとどう見えるか

このニュース、「保有株の話」だけで見ると実は半分しか味わえていません。もうちょっとズームアウトして、2つの視点で見てみます。

①総合商社が「AIの営業代理店」になる時代

今回の提携で面白いのは、住友商事自身がAIを作るのではなく、優れた技術を持つスタートアップと組んで、自社の持つ巨大な顧客網を「販売チャネル」として提供している点です。総務省の調査によると、生成AIを使って全社的な業務変革に取り組む日本企業は54%にとどまり、米国(76%)や中国(73%)に見劣りするそうです。導入自体は進んでいても、本格的な活用にはセキュリティー面の不安や、既存システムとの統合の難しさが壁になっているケースが多いようです。住商のような商社が、技術を持つ企業と使う側の企業の間に立って導入を支援するモデルは、こうした壁を崩す一つの現実解として広がっていきそうです。

②同じ商社でも、AI戦略はそれぞれ違う道を歩んでいる

実はAI活用に力を入れているのは住友商事だけではありません。丸紅グループはGoogle Cloudと提携し、自社で培った生成AI基盤「まるちゃ」を外部企業にも提供し始めていますし、三井物産も資源トレーディングの現場で独自のAIアルゴリズムを活用するなど、それぞれ独自路線でAI活用を進めています。同じ総合商社という業態でも、「他社と組んで顧客に売る」住友商事型、「自社開発を外販する」丸紅型、「自社の実務に生かす」三井物産型と、アプローチが分かれているのは興味深いところです。

僕の株ちゃんは?

僕の保有銘柄の中では、丸紅(8002)と三井物産(8031)が同じ総合商社としてこの流れに関わってきます。両社とも住友商事とは別の形で生成AI活用を進めており、業界全体としてAIを軸にした事業変革が本格化しているテーマの一つとして捉えています。また、ソフトバンクグループ(9984)はOpenAIなど海外AI企業への大規模投資が軸ですが、今回のニュースのように「特定の海外AIに依存しない国産AI」が支持を広げる展開は、間接的に投資先の位置づけにも関わってくる可能性がある対照的な動きだと感じました。

なぜ影響するのか

総合商社にとって、AIサービスの導入支援や自社基盤の外販は、従来の「モノを右から左に動かす」トレーディング事業とは異なる、手数料・ライセンス収入型の新しいビジネスモデルです。住友商事のように大きな顧客網を武器にできる商社は、AI企業との提携によって新たな収益源を育てられる可能性があります。一方で丸紅や三井物産のように独自路線を歩む商社にとっては、他社の提携動向は競争環境の変化として意識せざるを得ないテーマです。ソフトバンクグループについても、国産AIへの支持が広がることで、投資先である海外AI企業を巡る競争環境や政策的な追い風・逆風が変化していく可能性があり、間接的な注目点になり得ると考えています。

僕はこう考えている

僕は投資の専門家ではないので、あくまで一人の株主としての実感ですが、今回のニュースを見て、AIというテーマが「作る会社」「売る会社」「使う会社」に役割分担されながら、日本企業の間で急速に広がってきているんだなと感じました。同じ総合商社でもアプローチが違うというのは、それぞれの強みの活かし方の違いが表れていて面白いポイントです。

保有している丸紅や三井物産についても、住友商事の今回の動きが刺激になって、それぞれのAI戦略がさらに加速していくのか、注目していきたいと思っています。もちろん、これは売買の判断材料としてではなく、あくまで保有銘柄の動向を追う記録として書いています。

まとめ(今日の学び)

住友商事は国産生成AIのSakana AIと組んで、10万社という巨大な顧客網にAI導入支援を広げようとしています。同じ総合商社である丸紅や三井物産もそれぞれ独自のAI戦略を進めており、業界全体でAIを軸にした事業変革の動きが本格化してきていると感じたニュースでした。


本記事は筆者個人の投資記録・見解を発信するものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。掲載する情報は筆者が信頼できると判断した情報源に基づいていますが、正確性・完全性を保証するものではありません。投資に関する最終判断はご自身の責任において行ってください。


参考情報源


現在の保有銘柄一覧

参考までに、この記事を書いている時点で僕が保有している銘柄を載せておきます。株数や評価額などの金額情報は含めていません。あくまで個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

コード銘柄名
2169CDS
2914日本たばこ産業
4208UBE
4755楽天グループ
4762エックスネット
6758ソニーグループ
7203トヨタ自動車
7751キヤノン
7820ニホンフラッシュ
7921TAKARA&COMPANY
7974任天堂
8002丸紅
8031三井物産
8593三菱HCキャピタル
8898センチュリー21・ジャパン
9434ソフトバンク
9697カプコン
9984ソフトバンクグループ

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